外反母趾、その種類と特徴

外反母趾の種類をご存じでしょうか。 まず外反母趾と聞いて思い浮かぶのは、

大抵が「幅の狭い靴で親指が圧迫され、内側に曲がってしまう」状態だと思います。

何種類もあるなんて、思いもよらない人のほうが多いのではないでしょうか。

 外反母趾の種類としては「靱帯性外反母趾」「仮骨性外反母趾」「混合性外反母趾」「ハンマートウ性外反母趾」「病変性外反母趾」があり、その症状は多岐に渡ります。

ここでは、それらの特徴を簡単にご説明いたします。

「靱帯性外反母趾」 これは「靱帯」という言葉が入っている通り、靱帯が緩んでしまうことによって起こるものです。 

横アーチを支えているこれが緩むことで、親指が曲がってしまいます。まず外反母趾と聞いて大半の人が想像するのはこの症状はないかと思われますが、実は最も多いのは後述する混合性です。

「仮骨性外反母趾」 これは、骨に異常が発生します。 親指の付け根の骨が発達し、突出するのです。靱帯性と違って、親指そのものはあまり曲がりません。

「混合性外反母趾」 これは、靱帯性と仮骨性が混在する外反母趾です。外反母趾のなかで最も症例が多く、女性(中年以降)に多く見られます。 最初から混合しているわけではなく、最初はどちらか片方のみで、加齢等に伴ってもう一種の外反母趾が加わります。

「ハンマートウ性外反母趾」 ハンマートウ、つまり指が曲がってしまっている状態の人に起こりやすい症例です。 常に指が曲がったままの状態で浮いているため、足の裏の皮膚が肥大していきます。また、指の付け根にあたる部分の横幅も広く、非常に特徴的な外反母趾といえます。一般的なイメージとはかけ離れたタイプです。

「病変性外反母趾」 これは他の外反母趾とは異なり、病的な要素などによって発症します。 病的な要素とは、へバーデン結節やリウマチといった関節に起こる病変です。また、事故や怪我のような外的要因もこの病編成外反母趾の原因となることがあります。 激しい変形、脱臼といったおおよそ外反母趾という言葉からは想像もつかない症状をきたし、治療には手術が必要となることもあります。 以上、外反母趾各種の症状を簡単に説明しましたが、それぞれに原因や治療法があります。かといって完治できるかといえば難しいものもあり、再発もあります。また、外反母趾だと気づかないまま過ごしている場合も大いに有り得ます。 これらの外反母趾の種類とその特徴を知り、自身の足に常に意識を配ることが大切です。

 

外反母趾靴