上肢-体幹‐下肢の運動連鎖/園部俊晴・財前知典

発明会館

2018年6月3日港区虎ノ門にある発明会館で行われた「上肢、体幹、下肢の運動連鎖」というセミナーに参加してきました。

講師は、

コンディション・ラボ所長/園部敏晴先生

広尾整形外科副院長/財前知典先生です。

お二人の先生のセミナーにはそれぞれ3回参加させて頂きまいたが毎回新しい気付きを頂き、今回も大変良い学びをさせて頂きました。

私は、装具靴を作ることを仕事としていますので、お客様の足に合わせた靴をつくるのであれば、本来ならば足だけを診ればいいのですが、歩くという動作になると下肢だけでなく、上肢、体幹の動きも観ていかなければ、私の目的としているお客様の歩行を変えることはできません。そのためには、身体全体のメカニズムを学ぶことが大切だと考えています。

ただ、学ぶだけであれば医学書で解剖学などを学ぶことはいくらでもできますが、それでは私の目的としているお客様の歩行を変えることができないと思い、こうしたセミナーに参加させて頂いております。

例えば、財前先生の講義の中で下顎の変位を診て体幹を誘導するアプローチなどは、どんな教科書を見ても載っていません。これは、財前先生が臨床の中で身につけたものだからです。

園部先生にしても、臨床に携わて学んできた27年間も、ただの27年間ではありません。PTの神様のような入谷先生の一番弟子として学ばれたことも合わせて、通常のPTの方が経験できないことをされてきたことは想像に難くありません。

私はこのような賢人から学んだことを日々の靴、インソールの評価において自分の中でリベートして改善しています。なので、今日の最善が明日の最善であるとは限りません。

世の中では、ブレないことが賞賛されていますが、その中でもイチローさんなんかは最たる人ではないかと思います。そんなイチローさんでさえ体の衰えに合わせてミリ単位の調整をして日々変化しているのではないかと思います。イチローさんのブレないのは、あともう少し成長できるのではないかと、今に一生懸命生きるというマインドではないかと思っています。

イチローさんは打率3割の成功者でありますが、打率7割の失敗者であるともいえます。

しかし、日々成長している成長者ではないでしょうか。

私も「知識、評価、行動、修正」というPDCAサイクルのようなもので最善を探り続け、成功者ではなく成長者になります。