外反母趾靴_靴づくり_縫製
ミシンの基本的な構造は1845年に実用化されたミシンと
今のミシンとではあまり変わらないようです。
私のミシンも1997年式のミシンで30年ぐらい前のものですが、
メンテナンスは油をさすだけで修理したことはありません。
何百年も変わらないものを作るなんてすごいですね。
私のミシンは左に腕が出ている鞄職人の使うミシンを使っています。
靴職人は右に腕が出ているミシンを使いますが
左利きの私には左腕のミシンの方が使いやすいので愛用しています。
なぜ靴職人と鞄職人で右と左に分かれているのかはわかりませんが、
鞄職人の左腕ミシンの方が厚物を縫えると聞いたことがあります。
外反母趾靴_靴づくり_型紙
型紙は立体を平面にする仕事です。
私の作る木型は変形した足の方の靴をつくるので
凹凸の差が大きくなります。
すると平面にした型紙にシワがたくさん出ます。
そのシワをどれだけ型紙に反映するかがポイントになります。
外反母趾靴 靴づくり デザイン
軟らかい革やストレッチ素材を使っても
ステッチが入ると糸は伸びないので
負荷を逃がすことができません。
負荷を逃がしたいところには
ステッチが入らないように
デザインを考えています。