●原因 靴の中の臭いの原因は、汗をかくことによって高温多湿となり細菌が繁殖することで発生します。 ●対策...
視覚や聴覚に比べて嗅覚の加齢変化はあまり知られていませんが、超高齢社会が進む中で、嗅覚の重要性が注目されています。実は65歳以上の約半数、80歳以上では約4分の3の人に嗅覚異常が生じるといわれています。高齢者の中には、本人が気付いていないことも少なくありません。これは、脳の記憶が減退した嗅覚を補っているためで、この脳の記憶の機能が衰えると、におわないことをはっきりと自覚するようになるのです。 加齢による嗅覚の変化の原因は、鼻にある嗅覚のセンサーである嗅細胞の減少が挙げられます。 認知症の代表的な症状である記憶障害は、記憶を司る「海馬」が委縮することにより起こりますが、日本人の認知症の中で最も多いアルツハイマー型認知症では、嗅神経と海馬の回路に障害が起きます。そのため、記憶よりも先に嗅覚の低下が症状として現れるのです。認知機能低下と嗅覚の関係は顕著であり、実際に、アルツハイマー病の患者と健康な高齢者の嗅覚を比較したテストでは、明らかにアルツハイマー病患者の成績の低下がみられたという研究結果もあります。 また、食べ物の味覚には嗅覚が大きく影響しているため、嗅覚が弱くなると味の区別もつかなくなり、嗅覚の弱い高齢者ほど痩せ気味、病気がちになります。実際、味覚障害よりも嗅覚障害の人が約3倍も多いことからも、嗅覚障害が食欲、栄養摂取に大きく影響を与えていることが分かります。 嗅覚は食事や香料などのよいにおいなを楽しむだけでなく、家事やガス漏れをいち早く感じたり、腐った食べ物を嗅ぎ分けたりと、身の安全を守るためにも大変重要な感覚です。高齢者の一人暮らしも増えていますので、危険を察知する感覚はますます大切になっています。さらに嗅覚は、喜怒哀楽などの感情ともつながると考えられています。 嗅覚障害の治療は残念ながらありませんが、においの刺激によって脳のにおい感度をトレーニングできる可能性はあります。嗅覚が衰えないようにするために、においを嗅いで、何の臭いか常に意識するようにしましょう。 日本成人病予防協会 総務省認証 学術刊行物より

ゾウの長い鼻は、手の代わりに物をつかんだり、水を吸いあげたりと意外と器用に働きます。しかしそれだけではありません。本来の鼻としての機能も非常に優れています。...
電気信号として伝わったにおい情報は、脳の中でどのように処理されていくのでしょうか。...

においを感じる経緯
におい情報は、嗅細胞の内部で電気信号に変換されます。 電気信号は、嗅神経を通じて、嗅上皮のすぐ上にある嗅球という組織に送られます。嗅細胞からの電気信号は、受容体の種類ごとに糸球体(しきゅうたい)でまとまられ、どの受容体がにおい分子をどれぐらい強く認識したかという情報が脳の嗅覚野に送られます。そして、なんのにおいかが識別されます。

嗅上皮の粘膜中に溶け込んだにおい物質は、嗅細胞から伸びた嗅繊毛(きゅうせんもう)にあるたんぱく質でできた受容体と結合し、その組み合わせによりにおいの情報があつめられます。 人間の認識できるにおい物質は、数万種類を超えると考えられています。数万のにおい物質を受容体が認識するしくみについてみていきましょう。...

2018年6月29日、御岳山に行ってきました。 せっかくだからと、ケーブルカーに乗らずに武蔵御嶽神社をめざして出発進行、 10分もするとやっぱりケーブルカーで行けばよかったなと早くも弱音が出てきました。...

においを伝える二つの道
においの伝わり方には二通りあります。一つは、鼻からの吸収を介して、空気中のにおい物質を感知するルートです。 もう一つは、食べ物や飲み物を摂取するときに、それに付随して喉の奥から鼻に抜け、嗅上皮に達したにおい物質を感知するルートです。...

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