ブログカテゴリ:健康


人は運動を始めた直後には、体がまだ運動負荷に対して適応していないので、酸素を十分に取り入れられない状態が続きます。特に走り慣れていない人や急にスピードを上げた場合に、しばらくの間息苦しくなるのはこのためです。その後、身体も温まり適応してくると必要な酸素量に摂取できる酸素量が追いつき、バランスが取れてフッと「体が楽になる」状態になります。この状態を「セカンドウインド」といいます。
マラソンやジョギングなどで長時間走り続けると、次第に疲労感や息苦しさを感じるようになりますが、それを我慢して走り続けると、ある時点から逆に快感・恍惚感(こうこつかん)が生じ気分が高揚していくということがあります。この状態を「ランナーズハイ」と呼びます。
ドーピングとは「スポーツにおいて禁止されている物質や方法によって競技能力を高め、意図的に自分だけが優位に立ち、勝利を得ようとする行為」のことをいいます。 ●エリスロポエチンの投与...
<高地トレーニングとは> 高地トレーニングとは、気圧が低いつまり酸素量が少ない環境でのトレーニングにより、人間の環境への適応能力を活かし、運動能力向上につなげる方法です。高地トレーニングの特徴は、低酸素状態により、安静していても酸素を運搬するための赤血球及び赤血球の中で酸素と結びつくヘモグロビンが増産されるというところにあります。...

マラソン選手などは、持久トレーニングをすることで、筋肉における毛細血管数の増加、ミトコンドリアの増加・機能向上、ミオグロビンの増加などがおこるため、筋肉の血液量が増加し、酸素の摂取量が向上します。 ●毛細血管の発達...
スポーツ心臓とは、マラソン選手などの持久系アスリートが継続的なトレーニングを行うことで心臓が鍛えられ、特に左心室壁の肥大や左心室の拡張により心臓の構造と機能が変化し、心臓が肥大するといいます。この現象は、病的なものではなく、継続的な激しいトレーニングに対する適応現象と考えられます。...

●マラソンと心拍出量 心臓の拍動により1分間に送り出される血液量を「心拍出量」といいます。...

心臓は、左右の心房、心室がテンポよく収縮、拡張することで血液を送り出しています。これを拍動といいます。この働きは、心臓に張り巡らされている電気の通り道に沿って電気信号が流れることで発生しています。このシステムを「刺激伝導系」といい、特殊な心筋繊維の働きによりコントロールされています。...

心臓は、胸腔内で左右を肺に囲まれたほぼ胸の中央、少し左寄りにあり、重さは250~300g程度の臓器です。 心臓は、4つの部屋に分かれています。上部にあるものを心房、下部にあるものを心室と呼び、それぞれ左右に分かれているため、右心房、右心室、左心房、左心室と呼びます。...

1回の呼吸により吸って吐ける空気の量を「1回換気量(VT)」といいます。一般の人の安静時における1回換気量は約500㎖といわれています。また、1分当たりの換気量を「分時換気量(VE)」といいます。これは「1回換気量」×「1分間の呼吸数」で求められます。個人差はありますが、私たちは安静時で毎分12~15回の頻度で呼吸を行っているので、安静時の分時換気量は6~8ℓになります。 マラソン中は横隔膜の下にある内臓が振動により動き、横隔膜の働きが制限されるため、マラソンをする人は肋骨を動かす外肋間筋が発達していきます。外肋間筋によって肋骨を上げたり下げたりすることで、肺が膨らんだり縮んだりしやすくなり、1回の換気量が増加します。

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