受動喫煙による健康被害

厚生労働省は、2015年9月に喫煙の健康影響に関する報告(たばこ白書)を15年ぶりに改定し発表しました。たばこ白書では、国内外約1600本の論文を詳細に解析した結果、

受動喫煙との因果関係が確実になった「脳卒中」「虚血性心疾患」「肺がん」に罹った人の2014年度の医療費を算出した結果、医療費は脳卒中で約1900億円、虚血性心疾患で約960億円、肺がんで約340億円かかっており、計約3,200億円に上るとしています。受動喫煙により膨大な医療費がかかっていることから、早急な対応が必要とされています。

 

日本成人病予防協会 総務省認証 学術刊行物より