視覚/錯覚の不思議

同じものが違って見えたり、存在しないものがあるように見えたりしたことがありませんか。このような現象を「錯視」といいます。「脳の錯覚」ということもできます。視覚は、目から入った外界からの刺激を、神経系が信号として脳に伝え、脳がこれを情報処理して受け取るという、複雑なしくみを経て発生します。脳はわずかな時間で情報を処理しなければならないため、それらの情報を一つ一つ丁寧に処理しているわけではありません。錯視の種類ごとに原因があり、一言で説明することはできませんが、脳は、過去の記憶や視界以外の情報を参考に、いくつかの情報を選んで、ある程度「あてずっぽう」で処理したりするために錯視が起こると考えられています。

 

  日本成人病予防協会 総務省認証 学術刊行物より

 

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