味覚/甘味

甘味を感じている時には、体に必要なエネルギー源を摂取しているという信号を送っていると解釈します。

体にとって重要なエネルギー源となる食べ物は、糖質です。そして、直接エネルギーとなるものはブドウ糖(グルコース)であり、これが血液中に入ると血糖となります。エネルギー源は常に体が必要としているため、体はこのような物質を味わうときには、おいしいという快感を生じることによって摂取を促進します。こうしたしくみは、もともと遺伝子情報に組み込まれているので、生まれてすぐの赤ちゃんの口に砂糖溶液を入れるとにこやかな表情とともにそれを摂取しようとすることも知られています。

ただし、私たちが甘味を感じるものが、必ずしもエネルギー源になるもとは限りません。例えば、人工甘味料として利用される「アスパルテーム」は砂糖の約200倍の甘さを感じるといわれていますが、ほとんど消化することができないため、エネルギー源になりません。

 

 日本成人病予防協会 総務省認証 学術刊行物より

 

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