味覚/渋味

渋味は、緑茶や渋柿に含まれるカテキンやタンニンなどの苦味物質が口腔の粘膜を収縮させるときに感じる触覚の異常であるといわれています。絞められたような感覚を伴うことから、「収斂(しゅうれん)味」と呼ばれることがあります。渋味のメカニズムは未だに解明されていませんが、辛味と同様に触覚に近い感覚であると考えられています。

 

   日本成人病予防協会 総務省認証 学術刊行物より