脳力/大脳の構造

「脳力」に大きくかかわるのは、大脳です。大脳は表面から奥へ向かって「大脳皮質」「白質」「大脳辺縁系」「大脳基底核」の順に構成されています。大脳の表面にある大脳皮質は、神経細胞が密集し、灰色がかって見えるため、「灰白質(かいはくしつ)」とも呼ばれています。その下には白色をした白質があり、大脳皮質の軸索(神経細胞から伸びる長い突起)の束が存在します。

大脳辺縁系と大脳基底核は、大脳皮質が発達していくにつれ、大脳の奥へ押しやられた部分です。大脳辺縁系は、生物が本来持つ原始的な感情の「好き・嫌い・怒り・恐怖など」や、生存本能である「食欲・性欲など」に関した行動、また、記憶にも関係し、生物として生きていくための重要な働きを担っています。大脳基底核は、大脳の最も奥にあり、大脳皮質と視床、脳幹を結ぶ神経細胞が密集した神経核の集まりで、主に運動機能の調整にかかわっていることがわかっています。

 

日本成人病予防協会 総務省認証 学術刊行物より

大脳の構造

 

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