聴覚/相対音感と絶対音感は生まれつき?

音感には「相対音感」と「絶対音感」の2種類があります。相対音感は、基準となる音と比較して、今聞いた音が高いか低いかを感じる音感のことです。例えは「Aはド」と覚えたら、Bの音を聞いたときに、Aと比較してこれだけ音程が違うから「Bはミ」と推測します。

一方、絶対音感は、比較する音がなくても、聞いた瞬間にその音の高さが分かる音感のことをいいます。弾いているところを見なくても、ピアノのどの鍵盤を弾いているのかが分かるということです。楽器に限らず、雨音や外を走る車の音、スプーンを床に落としたときの音などが、すべて「ドレミ」で聞こえるということです。絶対音感は、先天的な障害がある場合を除いて、ほとんどの人が生まれつき持っているそうですが、幼児期に訓練をしなければその能力が眠ったまま、発揮できないようです。

それに対して、相対音感は大人になってからでも習得ができると考えられており、誰でもとはいい切れませんが、基準になる音をしっかりと身に付ければ、それを基準に正確な音を聞き分けるようになります。

 

 日本成人病予防協会 総務省認証 学術刊行物より 

 

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