触覚/タークティールケアの効果

タクティールケアは、心地よさや安心感、痛みの軽減効果が検証されています。その理由は、オキシトシンの分泌です。オキシトシンは、受精ホルモンとも呼ばれ、脳の下垂体で分泌されるホルモンです。タクティールケアで肌に触られ、感覚が刺激されると、血液中にオキシトシンが分泌されます。その結果、穏やかな気持ちを体験でき、体が温まり心地よい睡眠や深い呼吸ができるようになります。また、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になり、便秘の改善にもつながります。

そして、認知症の患者に対するタクティールケアの効果については、行動・心理状態の改善、手や腕の筋肉がこわばる拘縮(こうしゅく)の症状が少なくなるといったことが報告されています。ただし、全ての認知症の方に適用できるというとそうではなく、望まない方に対しては行わないうのも、タクティールケアの大切なルールです。

また、オキシトシンは触れた人にだけ分泌されるものではなく、触れている人にも分泌されます。タクティールケアは、触れている施術者も心地よさと安心を感じることができます。

日本成人病予防協会 総務省認証 学術刊行物より

 

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