心臓を拍動するしくみ

心臓は、左右の心房、心室がテンポよく収縮、拡張することで血液を送り出しています。これを拍動といいます。この働きは、心臓に張り巡らされている電気の通り道に沿って電気信号が流れることで発生しています。このシステムを「刺激伝導系」といい、特殊な心筋繊維の働きによりコントロールされています。

この電気刺激は、右心房の上部にある「洞房結節(どうぼうけっせつ)」と呼ばれる部分を開始点として、「房室結節(ぼうしつけっせつ)」->「ヒス束」->「右脚・左脚」->「プルキンエ線維」の順に伝わっていくことで、心房の収縮と心室の収縮が引き起こされます。

これら刺激伝導系の特殊な心筋繊維は、他の心筋繊維と異なり、ほかからの刺激がなくても自動的に一定の間隔で拍動を繰り返すことができるといわれています。特に洞房結節は、状況に応じて1分間当り50~150回の電気刺激を生み出す発生源となっているため、「心拍動のペースメーカー」といわれています。

日本成人病予防協会 総務省認証 学術刊行物より

 

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