カテゴリ:歩行研究


今日は痛めている腓腹筋を使わない運動をするために 室内でロードバイクをしました。 ロードレーサーはハムストリングス(太ももの後ろ側)も使えますが、普段自転車に乗られる方は立ちこぎのようなことをしない限り、ほとんど大腿四頭筋(太ももの前側)しか使わないと思います。 大腿四頭筋には4つの筋肉があり、その働きの一部は次のようなものです。...
室内でウォーキング&ストレッチ。 内側腓腹筋にゆっくりと荷重を掛けながら筋肉をストレッチしています。 今まで頭では理解をしていたことを筋肉を傷めたことで、 歩行のどの時点で痛むのかが分かり、 筋肉の使い方が手に取るように分かります。 怪我をして動けなくなったというネガティブな思いもありますが、...
図1/踵着地
●足圧中心の移動について 踵接地をしてから踵が床から離れるまで、図1~図3の歩行時に図1.1~図1.3の赤丸の場所に荷重を意識した時の私の足圧中心の移動は図4の赤矢印のようになります。 私は外側に荷重がかかる癖がありますが、だいたい平均的な足圧中心移動になっています。
フォアフットロッカー
●ロッカーファンクションについて 足の回転軸をづらしながらロッキングチェア(揺り椅子)のように前に進めていく機能をロッカーファンクションといいます。 3つ目の回転軸は、フォアフットロッカーです。 前足部の中足骨頭を軸として転がり運動が起こり、身体の前方への動きを加速します。...
アンクルロッカー
●ロッカーファンクションについて 足の回転軸をづらしながらロッキングチェア(揺り椅子)のように前に進めていく機能をロッカーファンクションといいます。 2つ目の回転軸は、アンクルロッカーです。 足関節(足首)を軸として回転して足関節の背屈を制御します。 そのためにヒラメ筋、腓腹筋(ふくらはぎ)が活動して前方への動きを安定させます。...
ヒールロッカー
●ロッカーファンクションについて 足の回転軸をづらしながらロッキングチェア(揺り椅子)のように前に進めていく機能をロッカーファンクションといいます。 一つ目の回転軸は、ヒールロッカーです。 踵を軸として回転して前方に倒れていく力をハムストリングス、大腿四頭筋、前脛骨筋などがブレーキをかけながら下腿を前方に倒していきます。...
基底面に体の重心と足の床反力中心点(※1)が重なったところで静止立位で安定した状態が保たれます。 その状態から前に歩き始めるときに足の床反力中心点がとても不思議な動きをします。 1.図1に示すように、まずは最初に前に踏み出す足の後方に床反力中心点を移動します。...
「静止立位時の床反力ベクトル作用線」の図です。 この赤の線がバランスを取っている中心線です。 足関節前方から膝関節の前方を通り股関節のわずか後ろを通って頭部の中心(耳のああたり)を通ります。 関節の骨は平らな面であれば安定しますが曲げ伸ばしに困ります。 なので関節面は球状に可動しやすくなっていますが、その分不安定にもなります。...
基底面から重心がはずれなければ倒れないで立っていることが出来ます。 「ポールを使った基底面の比較」の図では、赤の点線で囲まれた基底面がポールを使わなかったときの基底面です。 この範囲内に緑の丸の重心が入っていれば身体は倒れにくくなります。...